大阪sjcd例会 & 河原先生講演会
2017年8月7日
台風5号が日本各地で猛威を振るっている様ですが、皆様大丈夫でしょうか?
四国中央市は今の所雨も風も大した事無いですが、JRは運休している様ですね。
昨日大阪で学会だったので危なかったです。
さて、大阪出張の話。
午前中はグランキューブにて、大阪sjcd(日本臨床歯科学会)例会に参加して来ました。
今回は咬合育成の話でした。
当院でも力を入れている矯正の一期治療のお話です。
(一期治療とは小学生ぐらいのお子さんで、
良くない歯並び噛み合わせになってしまいそうな人に対して、
良い方向に成長を誘導する治療です。)
様々な学会、先生によって多少装置が違ったり考え方が異なったりしますが、
根本的なコンセプトは大きく違うことはないなと感じました。
良くない習癖を除去し、必要なトレーニングをし、
形態・機能を改善する適切な装置を使用する。
表面上は色々違うことはを色んな先生が言ってますが、
大事な部分はそんなに違わないんですね^_^
午後からは江坂で河原先生の講演会なので移動です。
その道すがら、中之島にパタゴニア サーフ&アウトレットが、
出来ているではありませんか😆
ダッシュで息子と自分の海パンをゲットしました。
さて、河原先生の講演会。
河原先生は60歳まで博多の中洲で開業されており、
インプラントや審美歯科治療などの最先端治療をバンバンされており、
日本顎咬合学会会長まで務められた先生です。
そんな先生ですが、60歳を迎えられた時一念発起し、
噛めない義歯で本当に困っている人を助ける為、
大分の無医村に移転開業されたのです。
そこでの業績がまたまた、素晴らしい寝たきりだった人が
河原先生の義歯治療を受けてから歩ける様になったり、
胃瘻されている入院患者さんが義歯治療後口から食べれる様になったり、
認知症が改善したりなどなど・・・
驚きっぱなしの3時間でした。
河原先生はNHKで特集を組まれた事が有るので、
ご存知のかたもおられるかも知れませんね。
初めて講演を拝聴させて頂きましたが、想像以上に素晴らしかったです。
日本はこれから確実に超高齢化社会になります。
少ない子供は咬合育成をして、元気に育ってもらい、
ご高齢の方は噛める入れ歯を入れてしっかり食べて元気になってもらう!
これからの歯科界が頑張っていかなければならない
方向性がしっかり見えた1日でした。