「改めて学ぶ歯周治療セミナー」
2018年12月7日
日曜日は大阪で歯周病学会の重鎮
「金子至先生」の講演会に参加してきました。
金子先生の執筆された本は読ませて頂いていましたが、
講演は拝聴したことがなかったので「どうなのかな?」と思っておりましたが、
これが予想をはるかに上回る素晴らしい講演でした。
…
特に心に残っている内容が
SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー 歯周病の病状が安定している方に対する治療)について!
今の日本は超少子高齢化が進み、医療費をいかに少なくするかが大問題!
そんな中、超重要になるのが、いかにして悪くならないか?
すなわち「予防」歯科においてもこれは全く同じです。
歯科における「悪くならない」為の治療の中核がSPT(保険適応の処置です^_^)
悪くなったら歯医者に行って削って詰める→
これを繰り返すと、歯を失う→
ブリッジになる→
ブリッジがダメになり仕方なく部分入れ歯→
バネがかかった歯がダメになり大きい入れ歯→
最後は総入れ歯
これが日本人のよくあるパターンですが、これは誰も得しませんよね
国民は大切な歯を失い噛めなくなり、
国は医療費が増大し、
歯科医院は「この医院に通ってたら総入れ歯になりかめなくなった」と文句を言われる
この悪循環を打破するのがSPTの役割です。
これを強く後押しする理由として、
SPTをして予防にお金をかけた人と、
SPTをせずに予防にお金をかけなかった人の総医療を比較すると、
SPTした人の方が低かったというリサーチが出た事です]
「SPTして予防した方が歯残せるやん!」は当たり前!
「SPTして予防した方が歯残せる上にお金も安く済むやん」が正解!
坂田歯科でもSPTを積極的に施術していき、
患者さんの歯を守り、いつまでもしっかり食べる事が出来る事を目指します。
患者さんの体も健康になり、元気で長生き!
患者さんに喜ばれ、国民医療費も圧縮と「三方よし」を目指していきます