口臭外来

ドクターからのメッセージ

口臭でお悩みの方は多くいらっしゃいます。
特に、最近はマスクをつけていることが多いため、ご自身の口臭に気づかれる方が増えているようです。

多くの方が、洗口剤やブレスケア商品を最初に利用されますが、それらは対症療法であり一過性の効果しかありません。

口臭の原因の多くは、「歯周病菌が出すガス」です。

つまり、歯周病を改善させなければ、口臭の根本的な改善にはなりません。

当院では、一般的に行われている歯周病治療の他、口臭改善に効果的な処置も併せて行います。

また、当院には「個室のカウンセリングルーム」、「個室の診療室」がありますので、周りの目を気にせずに治療に専念できる環境がありますので、安心してご相談ください。

当院が実践する口臭治療の「特徴」とは

冒頭でもお伝えした通り、口臭治療は歯周病の改善が第一となりますが、当院では「歯垢や歯石」を除去するだけではなく、目に見えない「歯周病菌」にフォーカスした処置も行います。検査～治療法に関して特徴をお伝えします。

特徴１各種機器を利用した「精密検査」

すぐに治療を開始するのではなく、まずはお口の状態を精密に検査します。そして診断をし科学的なアプローチを行います。

口臭測定機による原因分析
「オーラルクロマ」

オーラルクロマという機器を利用することで３大ガスと呼ばれる「硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド」を測定できます。悪臭の８割がこの３種のガスで 占められていると言われています。様々な口臭測定器がありますが、利用できる測定器の中でオーラルクロマが一番精度が高いと言われています。

「唾液検査」による細菌の特定

唾液検査では、口腔内細菌の量などを確認します。口臭の原因である歯周病のリスクや虫歯リスク等も測定できます。当院では患者さんの状態に合わせ2種類の唾液検査キットを使い分けます。

「位相差顕微鏡」による
細菌の活動性の把握

位相差顕微鏡とは、お口の中の細菌の状態をリアルタイムで確認する機器になります。歯周病菌の数や種類、活動性を確認します。

特徴２あなたオリジナルの「オーダーメイド治療プログラム」

精密検査で、お口の状態を把握した後は、患者さん固有の治療プログラムを立案し治療を進めていきます。一般的な歯周病の処置（歯垢／歯石の除去）以外に行う特徴的な処置をご紹介します。

3DS療法

3DS療法とは除菌するジェルが入ったマウスピースをお口にはめていただく治療法です。
じっくりと隅々まで歯周病菌を除菌し口臭を改善させます。

プロバイオティクス療法

プロバイオティクスは人体に良い影響を与える微生物を活用して体質を改善していく治療法です。
口腔内には善玉菌と悪玉菌がいるのですが、そのバランスが崩れると歯周病菌が増えることがありますので、それをコントロールしていきます。

歯周内科療法

歯周病菌に効果的な内服薬を服用する治療法です。
下の画像は服用前と服用後の歯周病菌の変化となります。
効果は一目瞭然だと思います。

特徴３「認定」歯科衛生士が多数在籍しています

口臭治療は歯科衛生士がメインの担当となります。
歯科衛生士とは歯周病や口臭治療、予防処置のプロフェッショナルです。

当院では歯科衛生士の上位資格保有者や、より専門的な教育を受けた歯科衛生士が在籍していますので、ご安心ください。

衛生士の詳細はスタッフ紹介をご参照ください。