歯並び、噛み合わせが悪いと、どのような問題があるのでしょうか?
TipEdgeは、3次元的コントロールと、ディファレンシャルフォース(差動的な力)を組み合わせたシステムです。
治療初期には近遠心的に傾斜することにより、スペースクローズします。
治療後期には角ワイヤーを用いることにより、ブラケットに組み込まれた3次元的な角度が、適切なポジションをもたらします。
弱い力で歯を動かすので、患者様は快適に治療を受けることができます。
上の前歯が、下の歯と比べ極端に前に出ている状態。
日本人には比較的多くみられる症状です。
上下の前歯が上の歯より前に出ている状態。
一般的に受け口と言われ、横顔がしゃくれたように見えたりします。
歯が重なり合ったり捻じれて生えてしまい凸凹の状態。
八重歯や乱ぐい歯ともいい、磨き残しから、虫歯や歯周病になりやすい場合もあります。
歯と歯の隙間が開いていて、食べ物がはさまりやすく、隙間が目立ちます。
奥歯でしっかり噛んでも、前歯が噛み合わず隙間があいてしまう状態。
食べ物によっては噛み切れないこともあります。指しゃぶりなどが原因で起こります。
噛み合わせが極端に深く、上の歯が下の歯に深くかぶさっている状態。
顔が短く見えたり、歯の接触で大きく損傷してしまうこともあります。
歯の噛み合わせが部分的に反対になってしまっている状態。
顔が歪んだり(非対称)、噛む機能の低下が見られます。
部分矯正は歯列全体の矯正ではなく、1本~数本の歯を整える矯正治療です。
歯茎に埋まったままの歯を引っ張り出したり、少数の歯の位置を本来の位置に移動、回転などを部分的に行います。
前歯の歯列不正を部分的な矯正で治療したケースです。
費用も低く、治療期間も短くて良好な結果を得ることができました。
歯列不正(交叉咬合)の状態。
ブラケットによる治療。
自然な歯列になりました。
代表的な歯列不正(歯並びの悪い状態)には、「出っ歯(上顎前突)」と「受け口(下顎前突、反対咬合)」があります。
実はこの2つ、大人になってから治療する場合の大変さが全く違うのです。
「出っ歯」は通常のワイヤー矯正のみで綺麗に改善できるケースが多いですが、「受け口」はワイヤー矯正→外科手術(骨切り)→ワイヤー矯正という治療行程が必要になる場合が多く、期間的、費用的、肉体的な負担が非常に大きくなるケースが少なくありません。
そこで当院が「受け口」治療時にお勧めするのが、「ムーシールド」「パナシールド」です。
3~6歳ぐらいの年齢で、将来「受け口」になってしまう可能性が高いと思われる場合、この治療法を行えば約9割の確率で簡単に「受け口」の改善ができます。
お子さんの「受け口」が気になる方は是非ご相談ください。
寝ている間に口に特殊なマウスピースを装着して治療します。
「受け口」になる大きな原因は、舌の位置が低く、下顎を前に押し出すように筋肉の圧力が働くことです。
マウスピースの装着で舌の位置を上げ、口の周りの筋肉を正常化することで、上顎の成長を促し、下顎の成長を抑制します。
ムーシールドにて反対咬合(受け口)が改善したケースです。
反対咬合の状態。
ムーシールド装着後6ヶ月。
ムーシールドにて反対咬合(受け口)が改善したケースです。
反対咬合の状態。
ムーシールド装着後3ヶ月。
改善されてきています。
矯正を行う患者様の症例(歯並びや噛み合わせ)によって、治療期間・費用も異なります。
ご相談を受け付けておりますので、お悩みの方は、ぜひ一度、ご来院ください。