歯並びと癖

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歯並びと癖

2016年3月22日

こんにちは。

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

 

今回は

歯並びに影響する

悪い癖についてお話をします。

 

なくて七癖と言われますが

自分では気づかないのが

癖ですね。

 

今回は、ご家族が

気を付けてあげることで

直しやすい

子供さんの癖を

挙げてみます。

 

子供さんは・・・

お口を閉じて鼻で呼吸していますか?

 

お口で呼吸することで、

顎の発育の妨げになったり

むし歯や歯周病の原因になります。

 

お食事中に飲み物で流し込んでいませんか?

 

食べ物をよく噛まずに飲み物で流し込んでいると

顎の発育によくありません。

顎の発育は

歯並びに影響を与えますので

よく噛んで食べる習慣をつけましょう。

 

 

指しゃぶりをしたり、舌のクセはありませんか?

 

指しゃぶりは出っ歯や

開咬という前歯が咬みあわない状態の

歯並びの原因となります。

咬みあわない前歯の隙間に舌を入れる

悪い癖もつきやすいので

3歳くらいになったら

指しゃぶりをやめさせるようにしましょう。

また爪咬み・唇咬みも開咬の原因となるので

気を付けましょう。

 

 

片方ばかりで噛んでいませんか?

 

むし歯の痛みや治療

永久歯との生えかわりの影響で

片方で噛む癖が残ってしまうことがあります。

ずっと片方で噛んでいると

歯列や顎のゆがみにつながることがあります。

 

 

ほお杖をついていませんか?

 

TVを見ているときにほお杖をついていると

歯列や顎のゆがみの原因となることがあります。

体操座りのときに顎を膝にのせているのも

同じです。

最近の子供さんは

足が長いですものね・・・・

 

 

うつ伏せ寝をしていませんか?

 

うつ伏せに眠っていると顎のゆがみの

原因となる可能性があります。

睡眠時間は長いので、

毎日続くと大きく影響を与えてしまいます。

 

以上が歯並びに悪い影響を与えてしまう癖です。

皆さんのお子さんは大丈夫ですか?

普段の生活の様子をチェックしてみてください。

 

 

 

チェック後の対処法をお話します。

 

まず

~鼻で呼吸していない~

鼻の病気で鼻呼吸ができない場合は

まず耳鼻科で診てもらって下さい。

鼻が詰まっていないときは

意識して鼻で呼吸する習慣をつけましょう。

簡単な方法として

鼻の下に指をおいて

10回鼻だけで息をする。

これで鼻呼吸が意識できます。

毎日練習することで

口呼吸から鼻呼吸へと改善できます。

 

次に、

~お食事中の件~

軟らかい食べ物から

急に硬い噛み応えのある

食べ物に変更するのは

難しいと思います。

 

徐々に

よく噛む食事のメニューに変更しましょう。

 

歯科医院によく噛むクッキング等の

本や資料がありますのでご相談下さい。

 

“毎日の食事回×365日×何年”は

結構大きな違いがあります。

 

”よくかむ日曜日ごはん” 

当院お勧めの本です!!

簡単で美味しく作れます・・(作れるそうです??)

Vol. 2もあります。

 

よくかむ日曜日ごはん

 

指しゃぶりの件では

指しゃぶりをやめさせるのは3歳以降で大丈夫です・・

というのは

3歳までは指しゃぶりをすることで

お口の周りの筋肉を鍛えるという

メリットがあるからです。

 

指しゃぶりや爪咬み等の本や

防止グッズもたくさんあります。

 

グッズはドラッグストア等でも

販売されています。

気になる方は

お試しください。

 

本もあります。

当院貸出No.1の本です。

 

ゆびたこ

ゆびたこ??

何??

と思いますよね。

 

指しゃぶりをしている子供さんは

指に吸いだこがあります。

これがゆびたこ。

 

指しゃぶりをしていないかの

チェックポイントです。

 

次に、

片方ばかりで噛む癖があるのは

歯に原因があるのかもしれません。

 

もしも、むし歯になっていたり

治療後の歯の具合が悪いようでしたら

早めに歯科で治療をしましょう。

 

永久歯との生えかわりの時期は

どうしても

咬みにくい状態がしばらく続きます。

 

その時は、食べ物を小さくする、

軟らかいものにするなどして

お食事に気を付けてあげてください。

 

 

ほお杖やうつぶせ寝なども注意して

長時間悪い姿勢にならないようにしてください。

歯並びだけでなく

顔貌や全身にも影響を与えてしまいます。

 

例えば

口腔内では

歯列がV字型になったり

歯軸の傾斜がみられます。

 

顔貌面では

顔貌が非対称、顎の発育不全、

気道の狭窄、鼻炎、口呼吸などです。

 

全身への影響は

頭の傾き、全身のねじれ等があります。

 

まず悪い姿勢になっていることを

本人に気づかせてあげてください。

 

それから

どうしてその姿勢が良くないのか

お話して、ご家族で協力して

改善していきましょう。

 

お母さんが

あまり神経質になってしまわないようにしてくださいね。

 

子供さんにストレスを与えてしまっては

逆効果になってしまいますので・・・・

 

ほんの少しの癖を

矯正することで

顎の発育や歯並びの心配をせずに済むのです。

 

家事の手が空いたとき

お子さんの様子をチェックしてみてください。

 

大丈夫ですか?

 

大きな愛情を・・・

注いであげてください。

 

 

私は

小さい頃、爪咬みの癖があったので

少々上顎前突です。

 

どうやって爪咬み癖を直したかって・・・

 

それは・・・・

 

“爪の間には、ばい菌がいっぱい!!”

ということに教えられ・・・

 

ばい菌

 

そして・・

綺麗な爪に憧れてしまった!!

からです。(笑)

 

癖って

些細なことがきっかけで直ります。

 

何が功を奏するかわかりません。

まず、優しくアドバイスしてみましょう。

 

 

次回は・・・??

 

 

 

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