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2月のセミナー受講歴

2020年2月28日

2日 日本臨床歯科学会大阪支部例会 大阪
8日9日 cstpc 福岡
15日16日 FIDI 東京
22日23日 JIADSインプラントコース 大阪

 

 

 

仕上げ磨きのお話・・

2020年2月14日

こんにちは!

四国中央市 坂田歯科医院

児山です。

 

新型コロナウイルスのせいで

マスクやアルコール消毒剤が不足しています。

 

紙の町、四国中央市でも

ドラッグストアやスーパーから

マスクが消えてしまいました。

 

でも・・・

坂田歯科医院では

治療に使用する分は

ちゃ~んと確保できていますので

患者さん・・ご心配なく(*^-^*)

 

さて、今回は・・・

ママたちの悩みの種・・・

仕上げ磨きについてお話をします。

 

“赤ちゃんの歯みがきはいつから始めればいいですか?”と

新米ママから質問されることがあります。

 

こういう時、歯科では・・・

“歯が生えたら歯みがきを始めてくださいね”と

お答えします。

そこで・・・

頑張り屋さんのママは・・・

まず最初に生えてくる下の前歯を

“むし歯になったら大変💦”と

歯ブラシを小さなお口に入れて

一生懸命にゴシゴシしようとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが・・・

赤ちゃんは嫌がって

ギャン泣き・・・

嫌々と大暴れ・・・

赤ちゃんだけでなく

ママも泣きたい気分・・・

 

さて・・・

ママの何がいけなかったのでしょうか?

 

ギャン泣きの原因は・・・

赤ちゃんのお口は超敏感!!

赤ちゃんにとって歯ブラシは

未知の変なもの!!

無理やりお口をあけられてゴシゴシ💦

怖いし不愉快だし・・・

 

そりゃぁ~ギャン泣きしますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃぁ どうすればいい???

 

まずは スキンシップ♥

赤ちゃんにとってお口を触られること自体がビックリ!!

ですからお口の周りを指で触れたり

お口の中を見せてもらうことから始めましょう。

 

次に・・・

いきなりお口の中に歯ブラシを入れてはダメです。

歯ブラシでちょんちょんと触れることで

歯ブラシに対する警戒心を解きましょう。

それから・・・

赤ちゃんの機嫌のよいときに

お膝にごろんと寝かせ

歌を歌ったり音楽を流したりして

楽しい雰囲気で遊び感覚で・・・

 

また・・

お兄ちゃんやお姉ちゃん

パパ、ママが歯みがきをしているところを見せるのも

歯みがきに対する興味をそそって効果的です。

 

焦る必要はありません。

本格的に離乳食が始まるまでは

赤ちゃんのお口の中は

歯を守ってくれる唾液が豊富に分泌されています。

むし歯リスクも低い時期ですので

少しずつ歯みがきの練習を始めるという感じでOKです。

 

イヤイヤ期が始まる2歳ころまでに

歯ブラシに慣れておくようにすれば問題ありません。

 

えっ⁈

2歳ころから始まるイヤイヤ期って・・・

 

仕上げ磨きにも

イヤイヤ期という手強い問題が発生します。

これはこれで大変💦

 

イヤイヤ期の原因は・・・

成長して自我が芽生えた!

自由に遊びたいし、じっとして居たくない。

我慢できない!

ママが必死で怖い顔になっている(笑)

ママの歯ブラシや爪が当たって痛い!

などの原因が考えられます。

 

どうしましょう???

 

楽しい雰囲気で・・

歯みがきの歌をBGMに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・

色々な歯みがき剤を使ってみる。

“今日は何味にする?”ってね・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他の方法として・・・

仕上げ磨きの係を交替してみる

意外とパパが良かったりすることがあります。

 

そして、お子さんにしかわからない

歯みがきによる痛みも原因の一つです。

 

歯ブラシが当たって痛い、や

磨く人の爪が当たって痛い。

唇を引っ張りすぎて痛い💦

こんな経験をしてしまっては

頑としてお口を開けてくれなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お子さんだって

ご機嫌斜めの日もあります

 

なだめてもすかしても

今日はもう無理ぃ~という日は

諦めましょう。

 

嫌がる時に無理矢理歯みがきをしても

何もいいことありませんからね。

 

今日歯みがきをしなかったから

明日むし歯になってしまうわけではありません。

焦らずじ~っくりいきましょ。

 

ここで・・・

仕上げ磨きのポイントを!!

 

仕上げ磨きで

もっとも大切なことは

安全であることです。

 

歯ブラシは安全性を第一に作られていますが

お口の中に入れる棒状の道具です。

少し間違えばとても危険な道具になってしまいます。

 

ですから・・・

お母さんもお子さんも安定した姿勢で

仕上げ磨きをしましょう。

 

安定した姿勢とは・・・

お母さんは床に座り

お子さんはお膝の上で仰向け。

 

この姿勢だと

お子さんのお口の中がよく見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯ブラシでどこを磨いているのか確認できずに

闇雲にゴシゴシでは痛くて当たり前。

“痛いからイヤ!!!”ということになってしまうのです。

 

頬や唇をよけるときも要注意です。

爪を立ててしまったり

指先で押さえたりしていませんか?

指の腹を使ってやさしくよけてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焦らず時間の余裕のある時に

やさしく優しく・・・

 

 

 

 

次に・・・

仕上げ磨き用の歯ブラシについて

お話をします。

 

歯ブラシの選び方は・・・

大人が持ちやすいように柄が長く細めで

ヘッド部分が小さめなものがおススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

持ち方は・・・

ペンを持つように持ちます。

歯ブラシを細かくコントロールできますし

ゴシゴシ磨きになりにくい持ち方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お口の中の

むし歯になりやすい部分を

手際よく効率よく

お掃除してあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯と歯の隙間は

子供用フロスでささっと

詰まったものを取り除いてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お子さんが使う歯ブラシは

小さな手でも握りやすい

柄の太いものを選んであげましょう。

 

最近では、のどの奥を突いて

おえっとなりにくいように

全方向に曲がるシリコンの柄の

歯ブラシもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お子さんの仕上げ磨きは

“安全第一”ですものね。

気を付けて、気を付けて・・・(*^-^*)

 

 

“どの歯ブラシがいいのかわからない”

“上手くできない! 難しい~“と

困ったときは、ご遠慮なく

歯科医院にご相談くださいね。

 

歯科衛生士が

お子さんが使いやすい歯ブラシ

お母さんが仕上げ磨きに使う

仕上げ磨き用歯ブラシ

子供用フロスetc. 処方いたします。

 

もちろん・・・

仕上げ磨きのコツや

痛くしないポイントもお教えいたします。

どうぞお気軽にお声をおかけください。

 

 

冬らしくない冬が過ぎ・・・

春が近づいてきています。

 

今年も庭に鶯が・・・

さえずりを聞いて

朝からほっこりして

優しい気持ちになれます・・・

 

寒暖差が激しい時期です。

お体には気を付けて・・・

手洗い・うがい・○○○○~

 

ではまた次回・・・

 

ハッピーバレンタイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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