マウスピース矯正のお話
2019年10月25日
こんにちは (*^-^*)
四国中央市 坂田歯科医院 児山です。
今年も台風で大きな被害が出ましたね。
四国中央市は少々風が強かったくらいで済みました。
酷い水害に遭われた地方の様子を
TV見るたびに心が痛みます。
お見舞い申し上げます。
ワールドカップラグビー・・・
日本はベスト8!!
日本代表のラガーマン
日本中に勇気と感動をありがとうございます。
以前から思っていたのですが
ラグビー選手って・・
あんなに激しいコンタクトスポーツをしているのに
フィールド外では、本当にジェントルマンですよね。
当院の患者さんも偶然リーチマイケル選手に会ったそうで
すごく大きくて・・・
優しかったぁ~と感激していました。(羨ましい・・)
ところでラグビー選手が
マウスピースをしていますよね。
激しいタックルから
歯や顎を守っているわけです。
他にも・・
ガチっと嚙合わせることで
体幹がぶれなくなり
パフォーマンスがアップするという理由で
マウスピースを入れているのです。
もちろん・・・
選手が入れているのは
歯科医院で作るオーダーメイドです。
選手によって色やデザインがまちまちなのも
オーダーだからできることなのです。
ラグビー用だけでなく
野球、ボクシング等
色々なスポーツで使用されています。
お好きな色が選べます。
さて・・・
マウスピースつながりで・・・
マウスピース矯正ってご存じですか?
もちろん、
スポーツ用のマウスピースのように
派手で目立つ
いかついものではありません。
従来の矯正装置は・・・
“矯正治療をしたいけど見た目がイヤ!”という声が・・・
確かにブラケットやワイヤーが目立ちます。
クリアなブラケットや白いワイヤーを使用することもできますが
やっぱり装置が目につきますよね。
最近では・・あえて装置につけるゴムを
カラフルなゴムにされる方もいらっしゃいますが・・・
“私、矯正治療してますぅ”と猛アピール?
開き直って、これもまた良いことかと・・・
マウスピース矯正は・・・
“目立たずに矯正治療ができる”
“違和感や痛みが少ない”
“自分で取り外しができる” と
手軽な矯正として人気です。
マウスピース矯正は・・・
ブラケットを歯面に貼り付けて
ワイヤーを通して矯正するタイプとは違います。
樹脂でできている透明なマウスピースを入れて
その弾性を利用して歯を動かす矯正治療です
マウスピース矯正は・・・
新しい矯正治療のシステムです。
従来のワイヤーを使う矯正に比べると
適応する範囲が狭くなっています。
ワイヤーを使う矯正のように
全ての矯正治療に適応できるわけではありません。
マウスピース矯正には
苦手な治療もあります。
例えば・・
歯並びを整える為に
歯を大きく移動させる。
歯を引っ張り出す
歯の向きを回転させる
こういうことは苦手です。
綺麗に並んで
かみ合わせも良い歯並びにするには
やはりワイヤー矯正が確実です。
並びが乱れている歯に
様々な角度から適正な力を加えることが出来るからです。
歯並びが気になっていて
矯正治療をしてみたい方は
まず歯科医院で検査をしてもらいましょう。
お口の写真を撮ったり
レントゲン撮影をして
この歯並びを矯正するには
マウスピース矯正か
ワイヤーを使う矯正が良いか
診断してもらいましょう。
矯正治療は・・・
時間も費用もかかります。
安易な気持ちで始めることのないように
じ~っくりと
歯科医師と時間をかけて相談し
ご納得いただいた上で矯正治療を始めてください。
色々と検査をして
マウスピース矯正でOKという結果が得られましたら
治療開始です。
まず・・・
マウスピース用の型どりをします。
印象材を使った型どりが苦手な方には
光学印象という方法で型どりをします。
当院でも光学印象は
“おえっ”となりにくいと好評です。
型どりをした後、
3D画像解析をして
治療開始から終了までのシュミレーションをします。
ご納得いただいた上でマウスピース作製!
マウスピース矯正は
1日17時間以上装着。
10日毎に次のマウスピースに交換。
定期的に歯科医院でチェックなど
色々と制約があります。
治療が終わった後も
綺麗に揃った歯並びを
安定させて後戻りを防ぐために
保定装置を入れます。
軽度な軽度な治療に向いていて
手軽な矯正といっても
結構な時間と労力は必要です。
くれぐれも・・・
矯正治療を始めるには
慎重にお願いします。
秋もすっかり深まってきました。
坂田歯科医院のスタッフも
“食欲の秋~”を満喫しそうです(笑)
スタッフのお気に入り・・・
四国中央市の“じゃじゃうま市”の
焼き芋は絶品です。
お近くの方は是非ご賞味ください。
それでは また次回・・・
ハッピーハロウィン!