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歯磨き粉 何を使ってますか

2023年4月17日

こんにちは。そろそろ新生活にも慣れてきた頃でしょうか

 

先日、日本口腔衛生学会、日本小児歯科学会、日本歯科保存学会、日本老年歯科医学会が

合同で発表したフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法が

今までと変わりましたのでお知らせしたいと思います

やはりフッ素を上手に使うことは、むし歯予防にはとても効果的です。

 

年齢 使用量 フッ化物濃度 使用方法
歯が生えてから2歳まで 米粒程度(1~2㎜) 900~1000ppmf 就寝前を含めて1日2回の歯磨き

歯みがき後にティッシュで歯磨剤をふき取ってもよい

3歳~5歳 クリーンピース程度(5㎜) 900~1000ppmf 就寝前を含めて1日2回の歯磨き

歯みがき後は軽く吐き出すか、うがい1回のみ

6歳~成人・高齢者 歯ブラシ全体(1.5~2㎝) 1400~1500ppmf 就寝前を含めて1日2回の歯磨き

歯みがき後は軽く吐き出すか、うがい1回のみ

インプラントをしていても、自分の歯があればフッ化物入歯磨剤を使用

 

今まで6歳以下のお子様は低濃度の歯磨剤をおすすめしてきましたが

900~1000ppmf以下の高濃度のものを使用したほうが良いようです。

ただし量や使用方法は違いますので、参考にしてくださいね

 

6歳以上は1400~1500ppmfの高濃度の歯磨剤を使いましょう。

インプラントをされている方は、チタン腐食の恐れがあるということで

フッ化物のはいっていない歯磨剤を使われている方もおられるかもしれません。

ただご自身の歯が残っていれば、フッ化物入りの歯磨剤にしたほうが良いようです。

 

歯みがき後、フッ素をいかに口腔内にとどめておくかも大切なので

うがいもしないか、1回までにとどめてくださいね

 

私のおすすめ歯磨剤はライオンのチェックアップスタンダードです

職業柄、歯磨剤は4種類ほど平行して使用していますが

安い、量が多い、泡立ちがほどよいなどの理由から

一番手に取ることの多い基本の歯磨剤かなと思います

 

 

市販のものでもフッ素がしっかり入っている歯磨剤はたくさんあるので

ぜひ、フッ素の含有量をしっかり確認してご購入くださいね

 

 

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