四国ティップエッジ研究会 忘年会・例会
2017年11月27日
リビングに入ると長女が勉強中!
勉強に使っているのはノートと鉛筆・・・では無く
iPad Pro
Apple Pencilを使えば
本当に紙と鉛筆はいらないのでは無いかと感じる。
ここ数年の時代の変わる
スピードにはついて行ける気がしません😣
土曜日は少し早く診療を切り上げさせて頂き、
いつもお世話になっている、
四国ティップエッジ研究会の忘年会に参加しました。
ティップエッジ研究会は山口県開業の佐波先生が主幹されている、
臨床家中心の矯正治療のスタディーグループです。
今回は若手の先生の参加も多く、
衛生士さんも参加してくれていたので、
とても楽しく盛大で華やかな忘年会になりました。
翌日日曜日はマジメにお勉強!
四国ティップエッジ研究会例会!
佐波先生からエラスティックの使い方の講演。
モリモリの会員発表5つ!😳
その後、症例相談タイムと続きます。
本日も知識のアップデート、既存の内容の整理が図れ、
とても有意義な週末を過ごせました^_^
乳酸菌と歯周病
2017年11月20日
こんにちは!
四国中央市 坂田歯科医院 児山です。
朝晩寒くなりましたね。
夏が猛暑だったら
冬は極寒になるって聞きました。
すでに寒さが身に沁みます。
坂田歯科医院のスタッフは寒がりさんばかりです。
室内は暖房が効いていますが・・・
今年の冬も・・・
カイロをポケットに忍ばせ、
○○○テックを着込んで頑張ります。
ところで・・
最近乳酸菌が流行っていますよね。
生きて腸まで届く・・・
乳酸菌入りチョコレート・・・
むし歯や歯周病に効く歯みがき剤 etc.
本当に効くの???
お腹に良さそうだから
毎日ヤ○ル〇飲んでるけど・・・
あの甘さはむし歯の原因にならないのかなぁ~
なんて思いませんか?
乳酸菌だから大丈夫???
お腹に良い乳酸菌・・
流行りの言い方にすると
腸内環境を整える乳酸菌が
歯周病ににも効くのでしょうか?
ここで乳酸菌について説明します。
乳酸菌は現在わかっているだけでも
350種類程あります。
その中には人間の役に立つ乳酸菌があります。
ピロリ菌の活動を抑制する菌、
整腸作用に優れている菌、
大腸まで届きアレルギー緩和効果や
免疫調整効果のある菌、
腸内環境を整える菌などがあります。
その中で今回は
最近TVで取り上げられた
歯周病に効くと言われている
“L8020菌”のお話をします。
“L8020菌”の正式名称は
「ラクトバチラス・ラムノーザスKO3株」です。
広島大学歯学部教授の歯学博士の
二川浩樹先生によって発見された菌です。
なぜ、「8020菌」と名付けたのでしょうか??
“8020”(ハチマルニイマル)とは
80歳になっても自分の健康な歯を20本残そう!の
数字から命名したそうです
歯科医院などで“8020運動”という標語を
ご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょうね。
さて・・・・
どうしてむし歯や歯周病になるのでしょうか??
歯周病は・・・
歯と歯ぐきの間に歯周病菌が棲みついて
ゆ~っくりと
歯の周囲の組織を溶かしていきます。
歯を支える土台の部分が無くなって
歯がグラグラになって
最終的には歯が抜けてしまう病気です。
初期には痛みが出ない事が多いので
気づかない間に症状が進んでしまいます。
厄介なことには
歯周病は糖尿病と関連しています。
歯周病菌が動脈硬化を誘導して
狭心症や心筋梗塞を起こす一因になります。
では、むし歯は??
むし歯菌が歯の表面に貼りついて
酸を作り歯の表面を溶かしてしまうことで
むし歯になってしまいます。
進行すると歯の中の
神経まで到達して激しい痛みを起こります。
放置すると歯を溶かしてしまいます。
歯周病もむし歯もどちらも
怖い歯の病気です。
以前プロバイオティクスのお話をしました。
善玉菌を摂ることで
腸内環境が整えられ体調管理に役立つ。
細菌のバランスを改善できる。
というお話でした。
お口の中でも同じです。
毎日の歯みがきでお口の中に
歯周病菌やむし歯菌が棲みついてしまわないように
予防することが重要です。
その予防の手助けとして
“乳酸菌L8020菌を摂りいれましょう”と
いう事なのです。
このL8020菌を使用した食品接種は
2週間続ける事で効果が表れてくるそうです。
その食品とは・・・
愛媛県の(株)四国乳業の
らくれん 8020ヨーグルト
食べるタイプと飲むタイプがあります。
少量の砂糖が使われていますが・・・
砂糖での菌の増殖より
L8020菌の抑制効果の方が勝っているということで
少量の砂糖を使用しているそうです。
ですから歯磨き後でもOKとか・・・・
“じゃあ、歯みがきしなくてもいいんじゃない~”って
思いますよね。
でも、やはり・・・
歯の表面を歯みがきでキレイにしておくことで
L8020菌の効果が届きやすくなります。
ずぼらではダメです。
口腔ケアは
毎日続ける事が大切ですね。
“継続は力なり”
歯周病の・・・
治療や予防はなかなか難しいのですが
坂田歯科医院では
口腔内環境を整えて歯周病を予防する
THP(トータルヘルスプログラム)を
推奨しています。
THPとは・・
まず、唾液検査をして
お口の中の状態を把握します。
お口の中の細菌バランスが崩れていないか
チェックします。
その後、
歯周ポケットをチェックして
歯石やプラークをキレイに除去します。
そして・・
プロバイオティクスの力を借りて
(お口の中に効く乳酸菌を摂って)
細菌バランスを整えるのです。
そうすることで
歯周病やむし歯のリスクを減らすことができます。
THP(トータルヘルスプログラム)では
乳酸菌の「Lロイテリ菌」を生きたまま配合した
“バイオガイヤ”のガムとトローチを使います。
ミント味で嫌な感じはありません。
日中はガム、就寝前にトローチを摂っていただく事で
口腔内の環境が改善されます。
わたしも・・・
THPを施術してもらいました。
確かに・・・
おくちの中がサラサラした感じになります。
おススメです。
いかがですか?
乳酸菌の全てが
歯周病に効くわけではありません。
くれぐれもご注意ください。
お口の中に効く乳酸菌を
選んでくださいね。
寒さがドンドン厳しくなりそうです・・・
お風邪など召しませぬよう・・・
では また次回・・・
~P.S~
8020ヨーグルト食べてみました!
全国的に販売していないらしいのですが
さすが地元!! 愛媛県!!!
“らくれん“の商品は
スーパーで簡単に購入できます。
実食の結果・・
甘さ控えめ・・・
独特の粘り・・・
美味しいヨーグルトでした。
ドリンクタイプも
程よい量で
飲みやすい~
食べ終わった後は
お口の中に
ネトネト感はありません。
しばらくしても
お口の中はネトネト、ネバネバしません。
L8020菌効果かなぁ
是非お試し下さい❤
京都インプラント研究所 ケースプレゼンテーション試験報告
2017年11月20日
日曜日はインプラント学会の仕事でいつもお世話になっている、
京都インプラント研究所の例会に参加してきました。
今回は発表者としての参加です。
与えられた演題は「ケースプレゼンテーション試験報告」
私は9月に京都インプラント研究所の先生方のお力添えのお陰で、
無事、日本口腔インプラント学会の
ケースプレゼンテーション試験に合格する事が出来ました。
初めて受ける試験はどんな内容なのか?
何を準備する必要があるのか?
どんな事をきかれるのか?
すごく不安ですよねー
そんなこれからケースプレゼンテーション試験を受験しようかと
考えている先生方に「ケースプレゼンテーション試験はこんな内容ですよ」
というのを疑似体験してもらうための発表でした
(チョット上からですね😓)
今回は知恵を絞り、時間をかけて笑いポイントを
プレゼンテーションの中に3つ4つ入れました😊
結果は・・・
ややウケ😣
京都は笑いの敷居も高いのか?・・・
上間レッスン&cstpc
2017年11月13日
坂田歯科医院は金土日と3連休でした❗️
サボりすぎ??・・
いえいえいえー
3日とも医院のレベルアップのため研鑽しておりましたよ^_^
金曜日は毎月行なっている
歯科衛生士のスキルアップ院内セミナー「上間レッスン」でした。
日本1の歯科衛生士「上間京子先生」に四国中央市まで来ていただき、
直接手取り足取り、厳しくも優しくご指導頂いています。
歯周治療のスキルはもちろんの事、
衛生士としての心構えや倫理観に至るまで、
優れた歯科衛生士になる為に必要なもの全般を学ばせて頂いています。
その成果として、スキル的な部分はもちろんのこと、
当院の歯科衛生士の歯周治療に対するやる気、
モチベーションがアップしてきたように感じます。
これからの彼女たちの成長と坂田歯科の歯周治療のますますのレベルアップが楽しみでなりません。
土曜日は始発電車で福岡に移動し、cstpcを受講してきました。
受講生がケースプレゼンテーションを行い、
それに対して、木原先生をはじめとした、講師陣がアドバイスやダメ出しをして下さり😂
木原先生が似たようなケースを提示して、
レクチャーしてくれるの→このような臨床力アップのためのコースです。
今回は緊張の症例発表の登板でした。
自分の診断が概ね間違っていなかった事に安堵し、
自分では気づかなかった重要な部分を教えていただき、
とても充実した土曜日日曜日を過ごせました。
(写真は木原先生が、僕の症例に対してコメントしてくれている場面です)
金曜日・土曜日・日曜日の学びから思う事は、
「本物から学び、本物を知り、本物に近づけるように努力する」事の重要性と、
それが出来る環境にいられる事に対する感謝デス
愛媛県四国中央市
医療法人 坂田歯科医院
理事長 坂田晋也
スカンジナビアペリオ
2017年11月7日
こんにちは
坂田歯科医院、歯科助手 坂田です
昨日は久々にスカンジナビアペリオを学ぶ会に参加してきました
本日のテーマは再生療法
歯周病で失われてしまった
歯周組織を再生するための理論について学んできました
とても難しい内容で、私にはわからないことも沢山あったので
復習をきちんとしていきたいと思います
さらに本日は当院の症例発表でした
再生療法とは違いますが
根本的な歯周治療を行うことによって
歯槽骨を増やすことに成功した症例について発表させてもらいました
あまり準備期間がない中での発表だったので
院長は珍しく緊張気味、笑
ポケット深さの改善、歯茎からの出血の改善
口臭の改善、禁煙を含む生活習慣の改善など
講師の先生にも褒めていただけました
やはり歯医者に行く大きな理由はむし歯です
むし歯になっている個所は目に見えてわかりやすいですし、
痛み出ていれば、誰でも治療しなければと思います
それに引き換え、歯周病は痛みもないですし
歯茎の下の骨がとけていても、見えないので
なかなか病気を実感しにくいということがあります
患者さん自身が気付いていないリスクに目を向け
気付いてもらい、そして意識や行動を変えてもらう
衛生士の仕事は本当に難しいと感じます
むし歯は、家でいえば、建物の部分の補修
歯周病は、家の基礎(土台)部分の補修になります
どんなにお金をかけて、立派な家を建てても
基礎部分の土壌がもろければ、家はつぶれてしまいます
歯も家と同じです
いくらむし歯を直しても、歯周病で抜けてしまえば
意味はありません
基礎がしっかりしていることが本当に大切です
そう考えると、しっかりとした歯周治療は
ご自身の歯を長く保つために
そして健康で元気に過ごしていただくために
とても大切だなと実感していただけるのではないでしょうか
多くの患者さんのお口の健康を守るために
私たちも頑張っていきたいと思います
医療法人 坂田歯科医院
歯科助手 坂田