親知らず 放ってとおくとどうなる?
2023年1月30日
寒い日が続いてますね。
今回は親知らずについてです。
親知らずは前から数えて8番目の歯
18歳~20歳頃 親の知らない頃に生えてくることから
親知らずと呼ばれています。
最近では親知らずの根がない人や
歯茎に埋まったまま、生えてこない人も多い歯です。
ただ、親知らずが生えてきて痛むという方もいらっしゃると思います。
歯科医院に行くと「抜いたほうがよいですよ」と言われ
怖くなってしまったかたもいらっしゃるのでは・・・
ここでなぜ親知らずが痛むのか解説していきましょう。
そもそも親知らずはスペースが足りず
まっすぐ生えてこないことも多い歯です。
そのため周囲で細菌が繁殖しやすく、
歯肉や歯槽骨に炎症が起きて痛みが出やすいのです。
下の絵のように、手前の歯と接触部分や磨けない箇所が
大きなむし歯になってしまうこともあります
親知らずにできてしまったむし歯は
治療器具も届きにくく、治療の精度も下がりやすい、
さらに歯みがきもしにくいため
1度治療してもむし歯になりやすい環境です。
一番の問題は親知らずの痛みやむし歯ではありません。
手前の歯や周囲の歯槽骨に悪影響を与えることです。
痛みが出たからと言って
全ての親知らずを抜くわけではありません。
抜歯したほが良いか詳しく検査していきます。
まずは怖がらずに歯科医院にご相談ください。