むし歯になりやすい人となりにくい人がいるのは何故??
2016年7月14日
「きちんと歯磨きをしているのにむし歯になってしまう」
「他の人よりむし歯になりやすい気がする」
「同じようにしているのに、兄弟でむし歯になりにくい子となりやすい子がいる」
もしかすると、それは本当かもしれません。
むし歯は生活習慣病です。生活習慣を改善すれば、ほぼ100%の確率で予防できる病気です。
しかし食生活も、生活習慣も同じであるにも関わらず、むし歯になりやすい人、なりにくい人というのは実際に存在します。
一人一人、見た目や性格が違うように、唾液の性質も違います。
むし歯になりにくい唾液
むし歯になりやすい唾液
残念ながら、優秀な唾液とそうでない唾液があるのです。
例えば、志望校がある場合、人それぞれ、合格のための対策は違ってきます。
苦手科目を重点的に補強したり、得意科目を伸ばしたり、それぞれの性格や得意分野に合わせて、色々な対策を打つと思います。
しかし全員が絶対にすることがあります。
現段階での実力をはかること、つまりテストです。
現時点での実力が分からなければ、対策を練ることができません。
そして実力を知ることで、合格へ向けて、より適切な対策を打つこともできます。
このテストに当たるのが、唾液検査(サリバテスト)なのです。
テストをすることで、あなたの現時点での唾液の性質がわかります。
もちろん、改善できる項目もあれば、改善しにくい項目もあります。
しかし、それを知ることで、自分にあった、むし歯予防対策を打つことができます。
人それぞれ、唾液の性質が違うように、人それぞれ、効果的な予防方法も違ってきます。
むし歯になった時だけ、歯医者に行って治すというのは、もうやめませんか?
歯医者に出来るのは、悪い部分を削り、天然歯とは全く違う材料で、代わりに補うことだけです。
天然歯ほど、口腔内の健康を長く快適に保つために、ぴったり合った材料はありません。
ぜひ、むし歯にならないために、歯医者を利用していただきたいと思います。
病気の治療よりも、病気にならないよう予防するほうが、簡単で大切なのにも関わらず
残念ながら、日本の保険診療で予防をすることは認められていません。
だから、この大切なテストも保険を使うことができません。
しかし、予防をしたことで、今後むし歯になったり、歯を失ったりせずにすんだ時のメリットを考えてほしいと思います。
健康面はもちろん、金銭面でも、予防のほうが、きっとあなたにとって、意味のある物になると思います。
あなたの大切な歯を出来るだけ長持ちさせるために、予防への第一歩を踏み出してみませんか
当院の唾液検査はWHO(世界保健機構)の疫学検査でも用いられている信頼性の高いものを使用しています
http://www.oralcare.co.jp/Product/Detail/?product_id=000039&pcat=3
カリオグラムを用いて、虫歯のリスクを数値として管理することで、虫歯になりにくい口腔内を作っていきます
四国中央市 坂田歯科医院
歯科助手 坂田