お薬手帳・・・

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お薬手帳・・・

2017年4月6日

こんにちは。

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

 

春ですね~。

 

街全体が何となく

ほんわかした感じになりますね。

 

桜の開花宣言も聞こえてきましたね。

でも・・・

わたしはいまだに

花粉症と闘っています。

鼻と目がぁ~っ!!

 

花粉症の時は

鼻がカピカピにならないように

必ず保湿ティッシュを使います。

地元企業のこれとか・・・ね

 

 

 

それから・・・

毎朝の

お薬が欠かせません。

忘れずに服用します。

 

ということで・・・

今回はお薬手帳のお話をします。

 

お薬手帳をお持ちですか?

 

そうです・・

医科でお薬と一緒にくれる

あの手帳です。

 

シンプルなもの、

可愛いもの、

ご当地もの、

様々な種類がありますね。

 

 

 

 

 

 

できれば・・

自分で好みのものを

選びたいですよね。

無理かな・・・(笑)

 

 

ここで、

お薬手帳をお持ちの皆さんに

歯科医院より

お願いがあります。

 

それは・・・

歯科を受診する際に

必ずお薬手帳をお持ちください。

保険証と一緒に

ご提示ください。

ということです。

 

え~っ!!

歯科医院でお薬手帳を見せるぅ??

医科で処方のお薬の情報がいるぅ???

どうしてでしょうか?

 

歯科を受診するときには

まず初診時に

問診票を記入していただきます。

 

問診票には

“現在服用中のお薬はありますか?”

“服用中のお薬名を記入して下さい。”

という項目があります。

 

残念なことに・・

その時にお薬名がわからない方が

結構いらっしゃるのです。

 

“糖尿病の薬”とか

“血圧の薬とコレステロールの薬”と

ご記入いただく事があります。

そんなふうにご記入いただくと

歯科医院では・・

“う~ん。糖尿病薬も血圧の薬もたくさん種類があるし・・”

“歯科でお薬を処方してもいいのかなぁ”

“歯科の治療は大丈夫なのかなぁ?”と

困ることがあるのです。

 

そこで

お薬手帳をご提示していただくと

患者さんの持病の状態と

服用しているお薬の情報が

歯科医師に確実に伝わります。

 

そうすることで

患者さんの病状がわかり

歯科での治療について

医科の主治医との連携も取りやすくなります。

 

つまり

患者さんも歯科医師も

安心して治療をすることができるのです。

 

持病の治療のために

服用しているお薬が

歯科の治療の際に

副作用を起こしてしまい

治療の邪魔をしてしまうことが

あります。

患者さんが不利益を被ることは

絶対に避けなければなりません。

 

例えば・・

糖尿病治療の方は

糖尿病でない人に比べると

歯周病になりやすい、

傷が治りにくく

感染しやすいなどの

リスクがあります。

 

でも、

食事療法やお薬で

血糖値がコントロールできていれば

基本的には普通に

歯科治療が受けられます。

 

歯科の治療中に

“オェッ”と嘔吐反射が

起きてしまうのが怖くて

治療当日に

お食事を抜いて

お薬だけ飲んで

来院される方が

いらっしゃいます。

 

これはとても危険です。

糖尿病の薬を飲んだのに

食事を抜くと

血糖値が一気に下がってしまい

低血糖発作を招いてしまいます。

必ずお食事をして

お薬を飲んで受診してください。

 

 

 

 

 

高血圧の方も同様です。

食事療法やお薬で

血圧がコントロールできていれば

基本的には普通に

歯科治療が受けられます。

 

 

できれば・・・

受診日の朝、血圧を測って

ご来院ください。

 

歯科医院でも血圧を

測ることができますが

医院で測ると

緊張で普段よりも

高い値がでます。

 

外科処置をする場合は

特に高い値が出るようです。

ドキドキしますものね~💦

 

 

 

 

 

糖尿病の方も

高血圧の方も

血液サラサラのお薬を

飲んでいると

歯科医院での外科処置後に

なかなか

血が止まりにくいときがあります。

 

そういう場合は

止血処理を念入りに行いますので

ご心配なく!

 

血液サラサラのお薬を

飲んでいるので

血が止まりにくいからと

自己判断でお薬を止めてしまうことは

とても危険です。

絶対にしないでください。

 

その他にも

歯科治療に影響を及ぼす

お薬があります。

 

骨粗しょう症治療薬の

BP剤は抜歯などの傷をきっかけに

顎の骨が壊死するという

重大な副作用が

まれに発生することがあります。

 

ステロイド剤を長期間お使いの方は

免疫機能が低下しています。

歯周病や歯の根の治療をする時に

感染予防のために

抗生物質を事前投与することがあります。

 

抗がん剤治療や放射線治療を

受けられる方は

細菌感染を起こしやすくなります。

そのために抗がん剤治療を始める前に

歯科での治療や

お口のクリーニングを受けることが

推奨されています。

 

 

高齢化社会の今・・

いろんな診療科にかかって

色々なお薬をのんでいる方が

多くいらっしゃいます。

 

毎日服用しているお薬の

全てを把握することは

とても大変です。

 

あなたの服用しているお薬の

正確な情報を歯科医院に

教えて下さい。

 

そのためには

保険証と一緒に

お薬手帳も必ず

ご提示ください。

 

そうすることで

患者さんも私たち歯科医院も

安心して治療をすることができます。

 

せっかくのお薬情報ですからね・・・

有効活用しましょう!! 

 

 

四国中央市の

桜の花も咲き始めました・・

今年のさくら祭りには

間に合わなかったんですけどね。

 

せっかくの桜の花・・・

お花見を楽しんでくださいね♥

今回はこの辺で・・・・

 

 

 

 

 

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