歯科のメンテナンス??

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歯科のメンテナンス??

2019年6月25日

こんにちは!

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

 

四国は今年梅雨入りが遅くて・・・

一体どうしたのって感じです。

雨が少ないと

“ダムの水ピンチ!!”の旗が

あちこちに翻るようになるのでしょうか?

 

ジメジメした梅雨の後にはまた・・・

あのギラギラの暑い暑い夏が来る~💦

暑さが苦手な私は今年も

涼し~い室内に籠ることになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことはさておき・・・

今回は歯科医院でのメンテナンスについて

お話をしようと思います。

 

メンテナンス?

歯科医院で??

むし歯の治療は全部済んだのに???

やっと通院から解放されると思っていたのに・・・・

メンテナンス???

どうして????

 

歯科医院が患者さんに

メンテナンスをお勧めするのには訳があります。

 

それはね・・・・

“削る治療を減らして歯を守りたい!!”からです。

 

子供のころにむし歯になって

削って詰めた歯が

大人になって被せ物になり

かぶせ物がダメになり抜歯。

とうとうブリッジや入れ歯になってしまった~

 

周りの人から

こんな話を聞いたことがありませんか?

 

実は・・・

歯は削って歯質が少なくなるほど

噛むことに対する力が弱くなります。

削れば削るほど治療のやり替えが増えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした治療の連鎖は

“歯のデス・スパイラル”と呼ばれています。

なんか怖~い響きですね。

 

 

ですから・・・

歯を守るために

“削って詰める”という処置を減らす!

歯科医院では“削らない”治療をする為に

メンテナンスをお勧めしているのです。

削る治療になる前に

定期的にチェックが必要なのです。

 

 

現在、日本ではむし歯効果の高いフッ素配合の

歯みがき剤がポピュラーです。

 

以前のようにむし歯が痛くて泣きながら

歯科を受診される子どもさんは少なくなってきています。

 

その一方で

むし歯の治療を受けているのは

ほとんどが大人です。

以前治療した歯の再治療が必要になってきているからです。

 

以前は・・・・

“むし歯は削って詰める”が第一選択でした。

削って詰めたことによって

大人は“歯のデス・スパイラル”に陥ってしまっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃぁ~ 削って詰める治療をしてしまっている

私たち大人の歯は、もうどうしようもない!!

諦めるしかないのでしょうか?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

今からでも歯を守って

削って詰める治療をしないようにすればいいのです。

 

そして・・・

今、詰め物や被せ物をしている歯も一緒に守ってあげましょう。

 

そのために・・・

“歯のメンテナンス”が必要なのです。

 

以前のように・・・

“歯科医院は歯の調子が悪くなってから行くところ”ではなく

“自分の歯を守るために行くところ”にしましょう (^-^)

 

むし歯や歯周病じゃないのに・・・

歯科医院へ行っても大丈夫???

 

心配ご無用!!!

どうぞいらしてくださいませ (笑)

メンテナンス大歓迎です。

 

でも・・・

“そもそもメンテナンスって何をするのかわからない・・・”

そういう方の為に

メンテナンスの内容をご説明しますね。

 

メンテナンスご希望でご来院いただいたら・・・

まず問診をします。

お口の中の気になることや体調

医科での治療中のご病気の有無や

服用中のお薬の事など

その方に合わせたメンテナンスをさせていただくためにも

色々とお話を聞かせてください。

 

必要に応じてお口の写真を撮ったり

レントゲン撮影をします。

最初に記録を取っておくことで

経過観察や患者さんへの説明に役立たせるためです。

 

次に・・・

お口の中のチェックをします。

歯みがきの状態やむし歯、歯ぐきの炎症のチェック、

歯周ポケットの測定も行います。

 

検査の結果をみて

直ぐに治療が必要か

経過観察で様子をみるか診断します。

患者さんにもキチンと説明をさせていただきます。

 

その後・・・

歯みがき指導や

歯のクリーニングをします。

 

歯石を取り、毎日の歯みがきだけでは

取り切れていない汚れを

プロフェッショナルクリーニングで

キレイに除去します。

 

 

 

 

 

 

 

 

隅々までキレイにすることで

むし歯や歯周病の原因を減らすことができるのです。

歯の表面がツルツルになって

とても気持ちよくなります。

 

必要に応じて歯質強化の為に

フッ素塗布をします。

 

早急に治療が必要でない場合は

これで1回目のメンテナンスは終わりです。

怖くないでしょ?

 

その後は

どのくらいの期間でメンテナンスを

受ければいいのかは

患者さんのお口の中の状態によって異なります。

 

“毎月一回メンテナンスをしたい“方や

“半年に一度でいいや”とお考えの方、

それぞれの担当歯科医師や歯科衛生士と

ご相談の上決めていただくと良いかと思います。

メンテナンスで通院することがストレスにならないように

くれぐれも無理のない範囲で・・・

 

ただし・・

検査で早急に

むし歯や歯周病の治療が必要と診断された方は

まず治療優先です。

歯の治療を確実なものにするために

並行して歯のクリーニングもさせていただきます。

歯石が付いていたり歯ぐきが腫れていたりしては

キチンとした治療ができないこともありますからね。

むし歯が多くあったり

歯周病が進行していたりすると

治療が長くなることもあります。

途中で諦めずにキチンと直しましょう。

 

その後・・・

健康な状態を維持するために

定期的にメンテナンスを受けてください。

通院期間が長くなっても

治療を途中で諦めないでくださいね。

治療を途中でやめてしまうと

ますます

“歯のデス・スパイラル”に陥ってしまいます。

 

“メンテナンスに通っていても

うちはむし歯のできやすい家系だから

どんなに頑張ってもむし歯になるのよね~

遺伝にはかなわないわぁ~“

こういうお母さんがいらっしゃいます。

そんなことはありません。

小さい頃から

定期的にメンテナンスに来ていただければ

子供さんのむし歯のリスクも減らせます。

 

最近では・・・

顕微鏡検査や唾液検査をすることで

お口の中の細菌も調べることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろ診させていただく事で

その方に合ったメンテナンスのプログラムを

組み立てることもできるのです。

 

堅苦しく考えずに

失ってしまう歯を減らすためにも

どうぞ歯科医院でのメンテナンスを・・・

 

歯科医師会では・・・

80歳で20本以上の歯を残す!!

8020(ハチマルニイマル)運動を推奨しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

超高齢化社会になってきています。

どなたも健康な毎日を過ごせるように

まずはお口のチェックから始めませんか?

 

だって・・・

いつまでも美味しい物を

自分で噛んで食べたいですものね。

 

そうそう・・・

これからの季節・・・

熱中症にも気を付けてくださいね。

水分補給が大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた次回・・・

 

 

 

 

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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