スポーツ用マウスガード

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スポーツ用マウスガード

2015年12月11日

こんにちは。

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

今回から“歯の豆知識”担当になりました。

皆さまの日常生活にお役に立てる歯の豆知識を綴っていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

さて2015年も残り少なくなってきましたね。

2015年と言えば、ラグビー日本代表の大躍進!!

感動しましたねっ!! 五郎丸選手素敵でしたね。 (^-^)

ラグビーファンも増え、四国中央市も子供向けのラグビー体験教室が開催されました。

ラグビー人口がふえることで、母校の三島高校のラグビー部も

ますます頑張ってくれると期待しています。

 

ところで、ラグビー選手がお口に様々な色のマウスピースを入れているのを

見たことがありますか?

ちょっと気になりますよね。

赤、青、黒など見るからに強そうで相手を威嚇している感じがします。

“あのマウスピースは何のため?”って思っている方もいらっしゃると思います。

もちろん“歯を守るため”なんですが、それだけじゃないんです。

他にも役割があるんです。

 

ということで、今回はスポーツ用のマウスピース(ここからはマウスガードと言いますね)

についてお話を進めたいと思います。

 

ラグビー、サッカー、柔道、空手、野球、ラクロスなど選手同士がぶつかったり、

バットやボールなどの用具と接触しやすいスポーツを

“コンタクトスポーツ”と言います。

学校の部活動でも行われているスポーツも多いですよね。

今、この“コンタクトスポーツ”によるお口や顎の怪我が増えているのです。

練習中や試合中に、口の中を切ったり、歯が折れてしまったり、

ひどいときは顎を骨折してしまうこともあります。

また、ぶつかった衝撃で脳震盪をおこし起き上がれなくなってしまうこともあります。

頭に受けた衝撃で脳が激しく揺れ、脳や脳幹にダメージを受けてしまうと

生命にかかわる非常に危険な状態なってしまいます。怖いですよね。

“脳を守るのはどうすればいいの?”“どこを鍛えればいいの?”

それは、“頭を支えているのは・・首”です。

首がしっかりしてれば脳を守ってくれるのです。

首に力を入れるには奥歯をグッと噛み締めると力が入りますよね。

衝撃を受けたときグッと強く噛むことができると

首に力が入って脳へ伝わる振動が軽減され脳を守ってくれるのです。

“強くかみしめるには?”・・・

そこでマウスガードの登場です。

スポーツ用のマウスガードは衝撃吸収能力の高い材料で作られますので

歯を覆うことでスポーツによる外傷を軽減します。

またマウスガードを入れることで咬み合わせる面積が広がります。

咬み合わせる面積が広がると

“しっかり咬み合わせることができる”→“強くかめる”→

“首がしっかりと固定される”→“首から上の部分が衝撃に耐えられる”

ということになります。

 

マウスガードはお口や歯だけでなく脳も衝撃から守ってくれるのです。

特に、首の力が弱い成長過程の少年期には

ぜひマウスガードを入れることをお薦めします。

 

“マウスガードってどこで入手できるの?”って思いますよね。

自分で簡単に作れるものはスポーツ用品販売店にも売っていますが、

歯科医院でも数回の来院で“カスタムメイドのマウスガード”が作れます。

歯科医院では各スポーツ専用のものが作れますし

色も選択できます、咬み合わせの調整もできます。

何よりも“オーダーメイドのピッタリしたマウスガード”が

プロの手で作られるのです。

どのスポーツ用を作りたいか、どんな色にするかは歯科医院でご相談ください。

自分の歯の形、咬み合わせのピッタリした

見るからに強そうな色のものも作れますよ。

コンタクトスポーツをしている皆さま、

かっこいいスポーツ用のマウスガードでお口と脳をガードしましょう。

“目指せ!日本代表”

 

次回は、

“もしスポーツ中にお口や歯の怪我をしてしまった時どうする?”

について綴りたいと思います。

 

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