インプラントを長持ちさせるために
2016年3月8日
おはようございます。
四国中央市坂田歯科医院
院長 坂田晋也です
さてさて、昨日は大阪大学の
前田教授をはじめ、4名の先生による
「ライフロングインプラント治療」の講演を大阪GCにて拝聴してきました。
「ライフロングインプラント?」
聞きなれない言葉ですよね。
これは前田教授が提唱されているものです。
一般的には(身体の状態は関係無く)そのインプラントが何年持つのか?
という事のみが議論されているのが現状です。
しかし、日本は超高齢化社会。
インプラントが残っても体が思う様に動かなくなってしまったり、
介護が必要になってしまったりすると幸せとは言い切れません。
(インプラントは清掃が簡単でない場合もあります)
そこで、もし、将来的に身体が思う様に動かなくなったり、
介護が必要になったりしてもスムーズに義歯に改変出来る様に設計したり、
介護者の方が清掃しやすい形態にしたりする
これにより「ライフロングインプラント」インプラント治療を行う事で長く快適に生活して行く事ができる!というものです。
「ライフロングインプラント」を達成する事の重要性やその実例、勘所を1日じっくり学びました。
最近では、インプラント治療を行えば認知症になりにくいというエビデンスも確立されつつあります(^_^)
インプラント治療をし、何でも食べれる様になり、健康で長生き出来れば最高ですね。
しかし、もし不幸にも介護が必要になってしまっても、
負担が少なく、メンテナンス出来る様に修正・対応出来る様に設計しておけば更に安心です
坂田歯科ではこの考えを導入し、更に安心してインプラント治療を受けて頂ける様に精進していきます。