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口内炎と口腔がん

2019年9月20日

こんにちは!

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

やっと涼しくなってきましたね。

 

あちこちで運動会の練習が始まっていますね。

ママさんスタッフも運動会や文化祭など

秋は何かと忙しそうです。

 

食欲の秋を感じ始めたスタッフもいます(笑)

早速 “栗”のお取り寄せをしたり

“おはぎ”を買いに走ったり

猛暑を乗り越えた坂田歯科スタッフは元気です。

 

さて・・・

今回は最近何かと話題の

“口腔がん”についてお話をしようと思います。

 

口腔がんとは・・・

お口の中にできるがんの総称です。

 

舌・歯ぐき・口腔底・頬の粘膜

口蓋・顎の骨・唇など

歯以外のどこにでも発生する可能性があります。

特に多いのは舌にできる舌がんです。

 

口腔がんは・・・

60才以上の高齢者や男性にできやすいと言われていましたが

最近では20代の若い人や女性にも口腔がんの方が増えてきています。

 

日本での口腔がんの患者さんは

30年前の約3倍! 異常な増加率です!!

 

また、死亡者数もふえています。

先進国では日本のみ死亡者が増加しています。

どうしてでしょうか?

 

口腔がんは初期は痛みがありません。

痛みがないことが早期発見を遅らせてしまっているのです。

放置して重症化してしまうことも少なくありません。

 

タレントさんが

“ずっと口内炎かと思っていたら口腔がんだった。”と

メディアで発表していましたね。

 

“え? 口内炎が口腔がんになるの?”って

不安になった方もいらっしゃると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口内炎が必ず口腔がんになるというわけではありません。

 

口内炎のうち細胞の増殖に異常が起きて

ごくまれに口腔がんになるものがあります。

2週間以上治らない口内炎は要注意です。

 

口腔がんになる可能性がある口内炎は

必ず“前がん病変”があります。

代表的な“前がん病変”は・・・

舌や頬などの粘膜に見られる白い変化(白板症)と

舌や歯ぐきの粘膜に見られる赤い変化(赤板症)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口内炎が“前がん病変”を経て口腔がんになるには

5年以上の年月がかかるといわれています。

“前がん病変”が必ずがんになるわけでもありません。

そのままの状態を維持することもあります。

定期的な経過観察で変化を見逃さないことが大切です。

 

 

繰り返し口内炎になる場所は

細胞の増殖に異常が起きやすいので要注意です。

口内炎ができにくいように

お口の環境を整えましょう。

 

お口の粘膜が弱ると口内炎になりやすくなります。

お口の粘膜は・・・

加齢・食生活、生活習慣の影響をうけます。

ビタミン不足や栄養のバランスが悪かったり

特にお酒や喫煙が粘膜を弱くさせる原因です。

 

余談ですが・・・

私の知り合いに口内炎は

トマトをたくさん食べて治すという

強者がいました。

ビタミン不足を補っていたんですかねぇ(笑)

 

次に・・・

口腔がんになりやすいお口の環境についてお話をします。

 

口腔がんはお口の中で慢性的な刺激を受ける場所ほど

リスクが高いのです。

 

慢性的な刺激には・・・

物理的なものと化学的なものがあります。

 

物理的な刺激とは・・・

傾いている歯や歯の被せ物、入れ歯が

舌やお口の粘膜に当たっていたり

唇や舌を噛んでしまったりすることによる刺激。

重度のむし歯が絶えず粘膜に当たることでの刺激などが

物理的な刺激です。

 

化学的な刺激とは・・・

食品添加物、人口材料の影響による刺激が化学的な刺激です。

他にも・・歯周病による粘膜への刺激も化学的刺激といわれています。

 

歯周病で歯ぐきが腫れたり、出血したりするのは

お口の中で細菌感染による炎症が起きているからです。

その炎症が粘膜への刺激になっているのです。

 

口腔がんは粘膜への慢性的な刺激が原因です。

原因を取り除くことで口腔がんの発症を抑えることができます。

 

リスクの高い場所を放置せず

お口を清潔に保つことが重要です。

 

まったく歯みがきをしない人は

1日2回歯みがきをする人を比べると

口腔がんのリスクは3.6倍という研究結果があります。

 

ここでセルフチェックの方法をお教えしますね。

まず大きな鏡の前でお口な中に十分光が当たるようにします。

舌の裏側や歯ぐき、頬の内側、口蓋、唇など

じっくりとチェックしましょう。

白っぽいできものがある。

赤くただれたところがある。

触って硬いしこりがある。

粘膜の赤・白の変化には特に注意をしてください。

2週間以上治らない場合は要注意です。

歯科医院で診てもらってください。

 

他には・・・

タバコを1日40本以上吸う。

毎日お酒を飲む。

お口の中の傷が治らない。

歯が浮くような感じがある。

舌が動かなくなった。

お口が開きにくい。

唇や舌がしびれている。

ご自分でチェックできる項目です。

当てはまる項目があれば歯科での

チェックをお勧めします。

 

ご自身では口内炎か

口腔がんの前がん病変なのか

なかなか見分けがつきにくいと思います。

“どうかなぁ”と思われた場合は歯科を受診して

検査・経過観察をしてもらいましょう。

 

近年、口腔がんの患者さんが増加したり

先進国で日本だけが

口腔がんの死亡患者が増えているのは

口腔がんの知識が少なくて

早期発見・早期治療ができていないせいかもしれませんね。

 

口腔がんは早期発見・早期治療ができれば

治癒率の高いがんといわれています。

そのためには歯科での定期健診や

ご自身でのセルフチェックも心がけましょう。

 

 

寒暖の差が激しいこの頃ですが

秋バテにご注意ください。

それではまた次回・・・

 

 

近況報告

2019年9月17日

この2ヶ月

ブログアップをサボってしまってましたので、この2ヶ月をまとめてアップします。

 

7月24日 観音寺市でまさかの吉本新喜劇観劇!

芸人の皆様、自虐時事ネタの「闇営業」連発!

さすがプロフェッショナル!

そして、まさかの芸人さん直筆サイン当選🤩

しかも、「ゆりやん」!

 

 

8月4日 大阪sjcd例会 大阪大学の今里教授。

これからの歯科医療でさらに重要性が高くなる「接着」のお話。

接着の知識が整理された上、アップデートされました。

 

 

8月11日 母校の丸亀大手前高校同窓会。

懐かしい顔に沢山会えて、色々話せて、皆んなの頑張りに刺激をもらえた1日!

柄になく何故か幹事を拝命。

これはこれで楽しい^_^

 

 

8月13日〜沖縄 人生初のダイビング!(体験ダイビングですが😅) ハマるかも😆

 

 

8月24日25日 JIADS研修

今回の講師は世界の「瀧野先生」 現JIADS理事長!

こんなにおふざけが過ぎてて、臨床が凄い先生は初めて🤩流石です😆

 

9月1日 床矯正症例検討会 今回は会員の疑問に対するQ&A。

スライド枚数・ボリュームが凄すぎてて整理がつかない😑復習します。

 

 

9月7日 私と妻の母校であり、長男が通っている丸亀大手前中学校高校の学園祭。

懐かしい校舎と懐かしい人に会えた上、新しくなっている部分を見れて充実の1日。

 

 

9月8日 西条で長女のバレエ発表会。

手前味噌ながら上手になってる😌

彼女に合った習い事に巡り会えてよかったなと思えた1日😆

 

 

9月14日15日 JIADS研修

今回のハイライトは豚顎を用いた歯周外科実習。

御献体になって頂けたブタに感謝😔

磨きにくい部分はどうしていますか?

2019年8月29日

こんにちは!

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

 

今年の夏も暑くて大変でしたね。

お盆休みはいかがお過ごしでしたか??

 

坂田歯科医院は何と8連休♥

でも・・・

せっかくのお休みに台風が・・・

たいしたことなかったのですが・・・

予定は未定でした(笑)

 

そんな中・・・

院長一家は沖縄へ・・・

お土産にマンゴージャムを頂きました。

ジャムというよりマンゴーそのもの!!

とっても美味しかったぁ~

いつもステキなお土産ありがとうございます。

 

 

沖縄かぁ~ いいなぁ~

またみんなで沖縄旅行できるといいですね。

 

私は・・・沖縄の・・・

ガラス職人稲嶺盛吉さんのファンです (^^

以前、工房で購入した

お気に入りの泡グラスを毎日使っています。

沖縄土産にもおすすめです。

 

 

 

ところで、皆さん・・・

普段の歯みがきにはどんな歯ブラシをお使いですか?

歯の汚れはキレイに落とせていますか?

 

磨き残しチェックをしたことはありますか?

 

たいていの方は磨き残しがあります。

長い時間をかけて丁寧に磨いたつもりでも

普通の歯ブラシだけでは磨ききれない部分があります。

 

 

例えば・・・

歯が重なって生えているところ。

一番奥の歯の裏側。

広がった歯と歯の隙間。

歯の根が見えているところなどです。

 

こういった部分は普通の

3列の歯ブラシで磨くのは難しい場所です。

 

磨き残しを放置していると

お口の中にプラーク(歯垢)が溜まり

むし歯や歯周病の原因になります。

 

そこで・・・

磨きにくい部分用の歯ブラシを

ご紹介いたします~。

 

 

それは・・・

ワンタフトブラシ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンタフトって??

タフトというのは“束”の事です。

ブラシの毛が一つの束からできているから

“ワンタフト”です。

 

普通の歯ブラシでは入りにくい隙間の

お掃除用の歯ブラシです。

 

 

使い方についてご説明します。

持ち方はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

磨きたい場所にピッタリと密着させて

優しく揺り動かします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラシのヘッドが小さいので

鏡を見てブラシの当たっているかどうか

確認しながら磨いてください。

 

 

普通の歯ブラシのようにゴシゴシしてはダメです。

“ウニュウニュ”って感じに動かしてください。

 

 

 

ブリッジや矯正装置を入れている方にもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また・・・

ヘッドが小さく圧迫感が少ないので

頬の筋肉が伸びにくくて

歯ブラシが奥まで入りにくい方や

歯ブラシでオエッとなりやすい方にもぴったりです。

 

お子様の奥歯が生え始めた頃は

歯並びに段差があります。

こういうときにもワンタフトブラシ!!

仕上げ磨きでお使いいただくのが良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンタフトブラシは

“歯みがきはこれ1本でOK“の

歯ブラシではありません。

 

普通の歯ブラシで届かない部分用の

歯ブラシです。

普段お使いの歯ブラシにプラスして

使用していただくのが理想です。

 

もちろん・・・

歯間ブラシやフロスもお使いいただくと

より一層磨き残しを少なくすることが出来ます。

 

 

色々と歯みがきグッズが増えて

1回の歯みがきが大変だぁ~“なんて

思ってらっしゃいませんか?

毎回時間をかけて隅々まで磨くのは

本当に大変です。

 

丁寧に熱心に磨いていても

歯ブラシが届いていないと

むし歯や歯周病になってしまいます。

自己流は危険です!!

磨けていないところはず~っと

磨けていません。

 

どうしますか??

 

そうです!!

プロにチェックしてもらいましょ~。

 

定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていただくと

お口全体のお掃除だけでなく

磨き残しチェックや歯みがきの仕方

ご自分に合った歯ブラシ等の指導をさせていただきます。

タフトブラシにも色々種類があります。

歯科衛生士が

お口に合ったタフトブラシをお選びします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご自分の歯みがきに不安がある方や

磨き残しが心配な方は

是非歯科医院でのチェックを~。

お待ちしております (^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ秋の気配も感じられるようになりました。

皆さま風邪などお召しになりませぬように・・・

 

ではまた次回・・・・

 

 

 

 

認定衛生士誕生★

2019年8月20日

歯科衛生士の大西がめでたく

上間スクールベーシックコースに合格しました。

これでベーシックコース合格の資格を持っている歯科衛生士は

高橋、三宅、大西の3名となりました。

歯周病をきちんと治すためには、歯についてしまっている

歯石を除去することが一番大切なことです。

 

しかし歯石除去(SRP)の技術を持っている歯科衛生士はわずかしかいません。

歯石除去に必要なキュレットを持ったことがないという

歯科衛生士が大部分を占めるのが日本の歯科会の現状です。

 

上間スクールベーシックコースの合格率は50%

実は大西も1度は不合格でした。

「私だったら、合格している衛生士に診てもらいたい」という

まっすぐな思いで、休日に大阪に何度も通い、練習して見事合格しました

本当に素晴らしいことですし、自信にもなったと思います。

また後輩たちのよいお手本となってくれたと思います。

 

歯を長持ちさせるには歯周病治療は不可欠です。

歯周病でお困りの方は一度ご相談ください。

 

医療法人 坂田歯科医院

歯科助手 坂田

 

 

 

 

 

初期むし歯のお話・・

2019年7月27日

こんにちは (^-^)

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

梅雨があけました!!

でもまだ

蒸し暑い日が続いています。

 

太陽の陽射しが強烈になり、

医院の玄関先の紫陽花の葉の裏側の

蝉の抜け殻を見つけては

夏を感じている今日この頃です。

 

 

 

 

 

余談ですが・・・

蝉は地上に出てから

2週間しか生きていられないという通説が

覆されたとか・・・

疑問を抱き

観察し結果を出した高校生は凄い!!

 

高校生といえば・・

高校野球も熱を帯びてきていますね。

去年は・・

スタッフAさんの長男が

愛媛県代表で

夏の甲子園大会ベスト4入り!!

今年は残念ながら・・・

甲子園出場は叶わなかったのですが

来年に期待します!!

そして・・・

キャプテンの母として頑張ったAさん

お疲れさまでした (^-^)

 

とにかく今年の夏もスタッフ一同

元気に頑張っていきたいと思っています。

前置きが長くなりましたが()

今回は・・・・

“初期むし歯”についてお話をしようと思います。

 

最近“TV”や“ネット”でも取り上げられていますね。

“初期むし歯って小さい穴が開いているむし歯でしょ”

“茶色くなってたり黒くなっているむし歯の事でしょう”

こういう風に思っている方がたくさんいらっしゃいます。

 

初期むし歯は一般的なむし歯のイメージとは違います。

 

ここで、健全な歯と

初期むし歯、穴の開いたむし歯の違いをお話します。

 

健全な歯は・・・

  • 艶がある白色
  • 滑らかな手触り
  • 歯の表面はエナメル質が規則正しく並んだ状態

初期むし歯は・・・

  • 穴が開いていない。
  • 艶のない白濁色
  • 手触りが滑らか
  • しみる、痛いなどの自覚症状がない
  • プラークが作る酸によって歯の成分が唾液中に溶け出し
  • エナメル質の結晶が気泡上にスカスカになっている

 

穴の開いた小さなむし歯は

  • よくあるイメージ通りのむし歯
  • 褐色、又は黒色
  • しみる、痛いなどの自覚症状がある
  • エナメル質の結晶の表面が崩れて穴が開いている

 

このような違いがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし・・・

初期むし歯はなかなか発見しにくいものです。

艶のない表面の白濁は

汚れや唾液が付いていると見えません。

 

ですから、歯科医院で

しっかりと汚れ(プラーク)を除去して

エアー(圧搾空気)を吹き付けて

歯の表面を乾燥させて観察します。

 

それだけで判断するのではなく

今までの経過と見比べることも必要です。

歯と歯の隣あった部分を調べるには

レントゲン検査も必要です。

つまり・・・

プロのチェックが必要なのですね。

 

 

発見された初期むし歯はどうすればいいのでしょうか?

そのままにしておくと穴の開いたむし歯になってしまいます。

むし歯は進行を止めるのが難しい・・・と思いますよね。

 

ところが!!

初期むし歯はもとの健全な歯に戻せる可能性があるのです!!!!

 

どうすれば????

 

“フッ素”を利用すればいいのです (^-^)

フッ素が唾液中にあると

歯の再石灰化を促進させる効果があります。

 

むし歯は歯の脱灰のスピードが

再石灰化のスピードを上回ることで発生します。

 

フッ素で再石灰化のスピードをあげると

歯の表面のエナメル質の結晶が修復されるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の歯みがき剤はフッ素配合が多くなっています。

毎日の歯みがきにフッ素配合の歯みがき剤を

使用すればいいのですね。

これは簡単!

 

 

 

 

 

 

 

でも・・・

フッ素配合の歯みがき剤を使用していても

適切に使えていないと

より良い効果が期待できません。

どうしましょう??

 

 

ここで・・・

初期むし歯の予防のポイントを!

  • 歯みがきの見直し

歯みがきをキチンとすることでむし歯の原因となる

プラークを落とします。

キレイに磨けている歯にフッ素を!!

  • 食生活の見直し

むし歯予防には間食の回数を減らすことも重要です。

水分補給だからと

ジュースなどの甘いものをチビチビ飲んでいませんか?

これからの季節は特に注意が必要です

水分補給といって甘いジュースを

チビチビ飲んでいると

お口の中が常に砂糖漬けになってしまいます。

  • 高濃度フッ素(1450ppmF)配合の歯みがき剤を使用

ただ使用するだけでなく、使用後のすすぎは少なく!

せっかくお口の中にフッ素が供給されたのに

すすぎが多いと洗い流されてしまいます。

  • 歯科医院でメンテナンスを!

初期むし歯を見つけるにはプロのチェックが必要です。

歯みがきの方法も指導してもらいましょう。

歯と歯の間のプラークを除去するために

歯間ブラシやデンタルフロスなど

自分に合った歯みがきグッズを

選んでもらいましょう。

 

初期むし歯が穴の開いたむし歯になってしまわないように

歯科医院と一緒に毎日のケアを頑張りましょう。

 

 

歯科医院おすすめの歯みがき剤をご紹介しますね。

歯科医院取扱いの

LION チェックアップスタンダード

高濃度フッ素(1450ppm)配合です。

朝と寝る前の歯みがき時に使用することで

フッ素を歯に供給します。

 

歯みがき後のお口をすすぐ回数ですが

1015mlの水で1回すすぐのが理想です。

LION チェックアップシリーズには

少量洗口用のカップがあります。

 

1015mlって

思ったより少ない量ですし

普段何回もすすいでいる方には

少し抵抗があるかもしれませんね。

でも・・

お口の中にフッ素を残すためには

何回もすすぎたくなっても

我慢、我慢

 

 

 

 

 

 

 

 

フッ素について・・・

気を付けていただきたい事があります。

 

高濃度フッ素の歯みがき剤は

6歳未満の子供さんにはご使用いただけません。

ご注意ください。

子供用のフッ素配合歯みがきジェルをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

むし歯は黒い。

むし歯は穴が開いている。

むし歯は削って詰めないと治らない。

こう言った概念をすてて・・・

 

穴の開いていない、痛みのない初期むし歯。

初期むし歯は・・・

毎日のケア次第で

元通りに治せる可能性があるむし歯。

 

初期むし歯を発見するためにも

歯科医院での

定期的なメンテナンスをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は・・・

日照不足で低温状態が続き・・・

関東地方は野菜が高騰しているとか・・・?

 

日本の四季はどうなってしまうのでしょうか??

 

あ~っっ! 

日焼けを気にせず夏を満喫し

楽しかった若かりし頃が懐かしい()

 

 

 

 

 

 

今年の夏も暑くなりそうです。

熱中症に気を付けて

楽しく夏を乗り切りましょうね。

 

それでは また次回・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JIADSペリオコース2回目

2019年7月21日

土曜日日曜日は歯周病治療、

特に歯周病に対する外科手術を学ぶ勉強会

「JIADSペリオコース」の2回目を大阪で受講してきました。

今回学んだのはAPF(アピカリーポジションドフラップ)という手術です。

JIADSの代名詞と言っても過言ではない有名な手術で、

今回のコースのハイライトかもしれません。

APFに関しては、ほかの勉強会で教えてもらったり、

本で学んだりはしていましたが、やはり本家本元は違いました。

勘所やポイントのレクチャーが凄まじく分かりやすく、

APFは難しくてやりにくいなと思っていた部分がクリアになりました。

この学びを臨床に活かしていきたいと思います。

Tip Edge 福岡

2019年7月16日

7月13日(土)からの3日間、山笠で大賑わいの博多で開催された

矯正の勉強会に院長と勤務医の寺岡がそれぞれインストラクター、受講生の立場で受講してきました。

今回学んだTip Edgeテクニックは、いわゆるワイヤーを使用した

矯正治療の中でもシステムが非常にシンプルで

かつ治療期間も、他のテクニックに比べて短縮しやすい傾向にあるということで

患者さんにも負担の少ない矯正システムとなっています。

3日間みっちり集中して勉強することで

基本的な理論から実際の手技まで幅広く学ぶことがでいました。

様々なインストラクターの先生方の症例を供覧させていただいたり

インストラクターと受講生の間で、活発なディスカッッションが行われたりと

充実した時間を過ごすことができました。

食どころ、博多ならではのグルメもしっかり堪能しました

四国中央市 坂田歯科医院

歯科医師 寺岡

社員旅行に行ってきました

2019年7月3日

6/29(土)~7/1(月)お休みをいただいて

社員旅行に行ってきました。

行先は東京

みんなで旅行するのは久しぶりです

今回はなんと子供も参加OK★

家を空けにくいママさんスタッフにも楽しんでもらおうと企画しました。

まずは劇団四季の「ライオンキング」

素晴らしいパフォーマンスに大感激!

その後は横浜に移動しての野球観戦!興奮です★

そして次の日の行先はもちろん東京ディズニーランド

ゆっくり楽しんでもらえようにミラコスタ泊

さすがディズニーのラグジュアリーホテル

1日目はランド、2日目はシーとTDLを満喫できましたj

本当に素敵でみんなではしゃぎまくりました

いつもとは違う環境で、一緒に色々なことを経験することで

普段とは違う面が見れ、絆を深めることができました

チームワークは歯科医療の根底

きっと仕事にもいい影響を与えてくれると思います

お休みをいただいて、患者さんにもご迷惑をおかけしたので

また心機一転頑張りたいと思います。

 

 

 

顎咬合学会学術大会

2019年6月26日

今年もこの学会の季節がやって来ました!
「日本顎咬合学会学術大会!」

東京国際フォーラムで2日間に渡り行われる、歯科会最大級の大会です。


今年も5500名の歯科関係者が参加されました。

海外の著名な先生から日本の大学研究者、著名な臨床家まで

多くの先生が多くの魅力的なセッションをおこないます。

講演を聞いて学びを深めるだけでなく、同じスタディーグループの先生の発表の応援に行ったり、

懐かしい先生と久しぶりに出会ったり、東京ならではの美味しい食事を楽しんだり、

と盛りだくさんの2日間でした。

歯科のメンテナンス??

2019年6月25日

こんにちは!

四国中央市 坂田歯科医院 児山です。

 

四国は今年梅雨入りが遅くて・・・

一体どうしたのって感じです。

雨が少ないと

“ダムの水ピンチ!!”の旗が

あちこちに翻るようになるのでしょうか?

 

ジメジメした梅雨の後にはまた・・・

あのギラギラの暑い暑い夏が来る~💦

暑さが苦手な私は今年も

涼し~い室内に籠ることになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことはさておき・・・

今回は歯科医院でのメンテナンスについて

お話をしようと思います。

 

メンテナンス?

歯科医院で??

むし歯の治療は全部済んだのに???

やっと通院から解放されると思っていたのに・・・・

メンテナンス???

どうして????

 

歯科医院が患者さんに

メンテナンスをお勧めするのには訳があります。

 

それはね・・・・

“削る治療を減らして歯を守りたい!!”からです。

 

子供のころにむし歯になって

削って詰めた歯が

大人になって被せ物になり

かぶせ物がダメになり抜歯。

とうとうブリッジや入れ歯になってしまった~

 

周りの人から

こんな話を聞いたことがありませんか?

 

実は・・・

歯は削って歯質が少なくなるほど

噛むことに対する力が弱くなります。

削れば削るほど治療のやり替えが増えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした治療の連鎖は

“歯のデス・スパイラル”と呼ばれています。

なんか怖~い響きですね。

 

 

ですから・・・

歯を守るために

“削って詰める”という処置を減らす!

歯科医院では“削らない”治療をする為に

メンテナンスをお勧めしているのです。

削る治療になる前に

定期的にチェックが必要なのです。

 

 

現在、日本ではむし歯効果の高いフッ素配合の

歯みがき剤がポピュラーです。

 

以前のようにむし歯が痛くて泣きながら

歯科を受診される子どもさんは少なくなってきています。

 

その一方で

むし歯の治療を受けているのは

ほとんどが大人です。

以前治療した歯の再治療が必要になってきているからです。

 

以前は・・・・

“むし歯は削って詰める”が第一選択でした。

削って詰めたことによって

大人は“歯のデス・スパイラル”に陥ってしまっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃぁ~ 削って詰める治療をしてしまっている

私たち大人の歯は、もうどうしようもない!!

諦めるしかないのでしょうか?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

今からでも歯を守って

削って詰める治療をしないようにすればいいのです。

 

そして・・・

今、詰め物や被せ物をしている歯も一緒に守ってあげましょう。

 

そのために・・・

“歯のメンテナンス”が必要なのです。

 

以前のように・・・

“歯科医院は歯の調子が悪くなってから行くところ”ではなく

“自分の歯を守るために行くところ”にしましょう (^-^)

 

むし歯や歯周病じゃないのに・・・

歯科医院へ行っても大丈夫???

 

心配ご無用!!!

どうぞいらしてくださいませ (笑)

メンテナンス大歓迎です。

 

でも・・・

“そもそもメンテナンスって何をするのかわからない・・・”

そういう方の為に

メンテナンスの内容をご説明しますね。

 

メンテナンスご希望でご来院いただいたら・・・

まず問診をします。

お口の中の気になることや体調

医科での治療中のご病気の有無や

服用中のお薬の事など

その方に合わせたメンテナンスをさせていただくためにも

色々とお話を聞かせてください。

 

必要に応じてお口の写真を撮ったり

レントゲン撮影をします。

最初に記録を取っておくことで

経過観察や患者さんへの説明に役立たせるためです。

 

次に・・・

お口の中のチェックをします。

歯みがきの状態やむし歯、歯ぐきの炎症のチェック、

歯周ポケットの測定も行います。

 

検査の結果をみて

直ぐに治療が必要か

経過観察で様子をみるか診断します。

患者さんにもキチンと説明をさせていただきます。

 

その後・・・

歯みがき指導や

歯のクリーニングをします。

 

歯石を取り、毎日の歯みがきだけでは

取り切れていない汚れを

プロフェッショナルクリーニングで

キレイに除去します。

 

 

 

 

 

 

 

 

隅々までキレイにすることで

むし歯や歯周病の原因を減らすことができるのです。

歯の表面がツルツルになって

とても気持ちよくなります。

 

必要に応じて歯質強化の為に

フッ素塗布をします。

 

早急に治療が必要でない場合は

これで1回目のメンテナンスは終わりです。

怖くないでしょ?

 

その後は

どのくらいの期間でメンテナンスを

受ければいいのかは

患者さんのお口の中の状態によって異なります。

 

“毎月一回メンテナンスをしたい“方や

“半年に一度でいいや”とお考えの方、

それぞれの担当歯科医師や歯科衛生士と

ご相談の上決めていただくと良いかと思います。

メンテナンスで通院することがストレスにならないように

くれぐれも無理のない範囲で・・・

 

ただし・・

検査で早急に

むし歯や歯周病の治療が必要と診断された方は

まず治療優先です。

歯の治療を確実なものにするために

並行して歯のクリーニングもさせていただきます。

歯石が付いていたり歯ぐきが腫れていたりしては

キチンとした治療ができないこともありますからね。

むし歯が多くあったり

歯周病が進行していたりすると

治療が長くなることもあります。

途中で諦めずにキチンと直しましょう。

 

その後・・・

健康な状態を維持するために

定期的にメンテナンスを受けてください。

通院期間が長くなっても

治療を途中で諦めないでくださいね。

治療を途中でやめてしまうと

ますます

“歯のデス・スパイラル”に陥ってしまいます。

 

“メンテナンスに通っていても

うちはむし歯のできやすい家系だから

どんなに頑張ってもむし歯になるのよね~

遺伝にはかなわないわぁ~“

こういうお母さんがいらっしゃいます。

そんなことはありません。

小さい頃から

定期的にメンテナンスに来ていただければ

子供さんのむし歯のリスクも減らせます。

 

最近では・・・

顕微鏡検査や唾液検査をすることで

お口の中の細菌も調べることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろ診させていただく事で

その方に合ったメンテナンスのプログラムを

組み立てることもできるのです。

 

堅苦しく考えずに

失ってしまう歯を減らすためにも

どうぞ歯科医院でのメンテナンスを・・・

 

歯科医師会では・・・

80歳で20本以上の歯を残す!!

8020(ハチマルニイマル)運動を推奨しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

超高齢化社会になってきています。

どなたも健康な毎日を過ごせるように

まずはお口のチェックから始めませんか?

 

だって・・・

いつまでも美味しい物を

自分で噛んで食べたいですものね。

 

そうそう・・・

これからの季節・・・

熱中症にも気を付けてくださいね。

水分補給が大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた次回・・・

 

 

 

 

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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